洋書を積む

洋書とたまに和書の感想ブログです。洋書読みお友達がほしいです。

Entries from 2020-01-01 to 1 year

「The Testaments」 誓願

あらすじ 3人の証言者を通して、ギレアデ共和国の内部が語られていく。あのある侍女の物語から数年後、カルト国家ギレアデはどう変貌したのか?女性の最高権力者として像が建てられるほど崇められているリディア小母、ギレアデの貴族階級で育ったアグネス、…

洋書感想「The Hunger Games」ハンガーゲーム

あらすじ 北アメリカが崩壊し建国された独立国家パネラでは、毎年従属層の12自治区から男女1人ずつが選出され、最後の1人になるまで殺し合う「Hunger Game」が開催される。Katnissは妹を庇い、今年の出場選手となった。愛すべき家族、友人と再会する条件は勝…

洋書感想「The handmaid's tale」侍女の物語

あらすじ アメリカ内にキリスト教原理主義として建国されたギレアデ。女性はランクごとに服の色が決められ、肌をだすこと、財産を持つことは許されない。主人公は名前を持つ事を許されず、権力者の所有物として子供を産むことだけが役目。 感想(ちょっとネ…

洋書感想「The Culture Map」異文化理解力

概要 ドイツ人は時間に厳しい、ラティーノは情に厚いなどの各地域による文化や価値観の違いを、ビジネスの場面に特化し解説。具体例も交えながら、文化の違いを8つの分類にわけ可視化。日本語でのタイトルは異文化理解力。 感想 今までぼんやり理解したつも…

洋書感想「Big little Lie」ビッグリトルライ

あらすじ 幼稚園の資金援助パーティーで人が死んだ。不慮の事故なのか、もしくは殺人なのか? 警察官が参加者に事情聴取を行うが、証言にまとまりはない。ただし、この幼稚園では日常的に親同士の争いが繰り広げられていた。すべての始まりは幼稚園のオリエン…

洋書感想「The Hobbits」ホビットの冒険

あらすじ 牧歌的な村で食べる事を今宵なく愛すホビットのビルボのもとに、魔法使いガンドルフと13人のドワーフが訪れ、ドワーフ達の先祖が奪われた土地と宝を奪還する旅に出かけないかとスカウトされる。最初は家から離れることを嫌がるビルボだったが、ドワ…

洋書感想「Strategies for success」

今回は小説ではなく、学校の授業で使用していた教科書「Strategies for success -A practical Guide to Learning English-」が非常に良かったので、記事を書きます。受講していた授業は、英語の勉強法や自分のキャリアの探し方などを教えていました。この本…

洋書感想「American Dirt」アメリカンダート

あらすじ メキシコのアカプルコで本屋を営んでいるLydiaは、姪の誕生日パーティー中にカルテルの襲撃に遭い、大切な家族(母、夫、親戚)16人を失った。唯一生き残った息子のLucaと共に、住み慣れた故郷を離れ生きるためアメリカを目指す。 感想 この本は202…

洋書感想「Hillbilly elegy」

あらすじ “私達のようなプアホワイトな田舎者はRed neck, Hillbilly, white trashと呼ばれる” ラストベルトの小さな荒廃した街に生まれた著者が、薬中の母と何人も入れ替わる父親と住む家庭崩壊した家から飛び出し、海軍で紛争地に従事、その後有名大学のLaw…

初めまして。

初めまして。Takと申します。 2019年後半から洋書にはまりだし、2020年2月にtwitter(ID: Somanyshmears)を開始。読んだ洋書の感想をツイートしていたのですが、短い文章ではなくもう少し深く感想や考察を書きたいを思い、ブログを開設しました。 読むのはま…